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クレーターの謎

月にはたくさんのクレーターがあります。
クレーターというのは、隕石の衝突や火山の爆発が原因で、表面にできた穴のことです。
月には火山活動がないので、クレーターは全部隕石の衝突によってできたと考えられています。

しかし、隕石によって出来上がったクレーターとしてはおかしな点がたくさん見受けられます。
隕石によるクレーターは衝突した時の爆発の力によって出来上がるため、クレーターの深さと直径は比例の関係にあります。
しかし、月のクレーターは直径の大きさに深さが伴わず、とても浅いのです。
月面でのクレーターの標準的な深さは6キロメートルです。
標準というよりも「どんなに大きなクレーターでも大体は6キロメートルで統一されている」と言ったほうが正確でしょうか。
直径がどんなに大きいクレーターでも、深さはどれも同じ6キロメートルなのです。

例として挙げるなら、ガガーリンクレーターとマーレ・オリエンターレクレーターです。
それぞれ直径298キロメートル、1300キロメートルと巨大なのに対し、深さは同じ6キロメートルなのです。

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